寝る間際、それは思考する最高の時間。
色々な事を考える、考えれば考える程考える。
そして眠気は何処へ。
横になってテレビを見てたらすぐに寝れるのに、布団に入って考え事すると眠れない。
考える事も出来ないくらい体が疲れていれば、のびたの様にすぐに寝れるのに!
明日も早いから、早く寝よう!なんて考えると間違いなく寝れない。
寝れないものは寝れない。
寝るってなんだ?とか考えて更に寝れない。
無意識になろう。と考える。
そう、すでに考えている。
何も考えない事はとても難しい。
でも、普段何気ない時に俺は絶対に無意識になっている時がある。
いや、ある筈だ。
なぜなら無意識なんで、無意識だった事すら気付かないからだ。
無意識とは宇宙につながっているんじゃないか。
だとしたら人間の脳みそでは理解出来やしない。
メビウスの輪のごとくどーでもいい事を考える。
今日程日記に『考える』と打ち込んでいる日は無いだろう。
考える事は楽しい事だが、苦痛でもある。
なぜなら、眠れないからだ。
部屋の蛇口から水がテキテキ音をたてていたら気になって眠れないだろう。
そんな感じだ。
気になったら最後。
結末を知るまで眠れぬ時間を過ごすのだ。
しかし人間、体力の限界は必ずある。
ので最終的にはぐっすり眠っているのである。
眠る瞬間の僕の思考回路がどうなっているのか気になる事がある。
しかし、それも記憶しておく事は不可能であろう。
なぜなら、そこは無意識の世界だから。
見えない世界、理解出来ない世界に人間は憧れるのだ。
聞こえない音をどうにかこうにかギターに置き換えては、それに言葉を乗せてドラムとベースを重ねて音楽にする。
景色を思い浮かべて白い紙に絵の具を塗る。
筆を片手に妄想の世界を言葉にする。
イメージをふくらまして、自分の世界を映像化する。
木を削って、いや掘り起こして立体的彫刻を作る。
金銭的価値がそこに存在していなくても、関係ないそんな人間がいる。
話がそれたがそんな人間が大好きだ。
結局、天変地異が起こって人間が全て振り出しに戻ったとしたら、それでも絶望しない人間でいたいと思う。
俺にはギターがある、そう思えるヤツでいたい。
と、まぁかっこいい事を書いてみたりするのだけれども、欲しいものは沢山ある。
なにが言いたいかって、結局の所小学生がスケベに目覚めるような衝動的感覚をいつまでももっていたいなぁーって事。
猪突猛進、行けば分かるさ、このやろー。
荻原剛