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大貫四半世紀を語る3

(前回までのあらすじ)
2年エースの一言で『バッティングピッチャー』から『ドラムス』への切符を手にした修ちゃん。コミュニケーションをはかってみても、どうにもバンドに対してピンとこない様子。切符払い戻し寸前で、またもや2年エースの誘いの一言で修ちゃんまさかの失言!!この『お調子者』修ちゃんは果たして叩くのか、叩かれるのか!!!

第三話
○○ピストルズ

僕「やろ?か!バンド!!!」

あ?あ、いっちゃった。。。。

当時、女の子に告白もした事がない僕にしては思い切った事をした。ドラムなんて知らないし、バンドすらよくわかってない。マジどうしよう、、、。

次期キャプ「よし!バンド結成。」


さすが、トホホなキャプテン。彼は独自の帝王学を持ってると思います。オレの葛藤なんてつゆ知らず、話はすすむ、、、、。


次期キャプ「OK。じゃあ曲なにやろうか?オレはやっぱ、先輩達がやってた『NO.N.Y』やりてーな。」


.....『NO.N.Y』、『いいえ、ニューヨーク』.....


う???ん。。。。

外人「スイマセン。ココハ、ニューヨークデスカ?」
BOOWY「NO.N.Y!!」

こんな感じか。。。。

次期キャプ「あと、『マリオネット』もいいね!」

      MARIO NETか、それはおもしろそう。


次期キャプ「あっ、わがまま ジュリエット!」

あなたが一番ワガママです。


次期セカンド「他の先輩達がやってたブルーハーツもかっこよかった。」
次期キャプ「じゃあ『リンダ リンダ』もやろう。」


会話のほとんど僕は自分の中の協調性をフル活用して、「バンドヴァージン」を隠していた。僕にとってはリンダでもジュリエットでもどちらでもよかった。

つまり、完全なる無知。いうなれば、放課後の抜き打ち単語テスト状態。やべーあいつの家行こう。もうちょっとバンド知っとかねーと。僕は部活を終え、とある友人の家へ行った。。。。


友人の家は野球部室から30秒ぐらいの場所にある。僕は家の人にあいさつをして二階にある彼の部屋へ行った。

僕「お?す。」
彼「お?、よくきた。」

彼と言うのは、次期キャプテンが言ってたもう一人のギター。彼との仲は小、中時代によくある「アイツとは毎日遊んでたと思いきや、いきなり遊ばなくなったな」みたいな仲で、今となっては毎年正月にはこいつの家にあいさつに行っては酒を飲みつつ音楽話をするという仲です。

僕「ちょっとBOOWY聴かしてもらおうと思って、、、。」
彼「おー、いいよ。ちょっと待って、え?と、、、。」

彼には5,6才上の兄がいてリアルBOOWY世代でBOOWYの曲はもちろん、洋楽も数多くそろっていた。

彼「これがBOOWY。他にも良いのあるから、、、」

そんなことを言いながら彼はCDラジカセをスタートさせた。
正直、衝撃的!っていうのはなかった。
元々、音楽に興味なかったし。けど、『みんなでこれをやったら楽しいかも』っていうのはあった。あとは、やたらギターが聞こえるなって感じ。

ある程度『BOOWY』を聴いて、他のCDへ、、、。


        『SEX PISTOLS』

思春期の男子には曲云々よりもバンド名がね?。今となっては、ここには書けないぐらいの卑猥な言葉もいえるくらい成長した僕ですけど、当時は「あの○○ピストルズのあれなんていう曲だっけ?」
「あーセックスピストルズね。」みたいな会話が繰り広げられていました。。。。

僕「オーサンキュー、聴けてよかったよ。」
彼「なんだったらCD貸すよ。」
僕「えっ、あのーうちCD聞けないんだ、、、。」
彼「あーそうなんだ。じゃあ、テープ持って行きなよ。」
僕「あ、ありがとう。」


修ちゃんの音楽への目覚めはまだ遠い、、、、、、、。

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